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キモノの休息。を使った保管方法|マンション収納にもオススメ!

投稿者 : あまのやオンライン担当 on

 

”キモノを通じて人生に彩りと豊かさを”をテーマに、「楽(ラク)に」「楽しく」キモノを楽しめる情報をお届けする、あまのやWEB編集部 あまのです。


先日、初めてキモノ(訪問着)をお買い求めいただいたお客様から、キモノの収納ご相談をいただきました。



「マンション暮らしなのですが、こちらの着物の保管は、どのようにするのが良いですか?
所有している着物も今はとりあえず、これだけなので、母が持っていたような桐ダンスを買うほどでもないと思うんです。桐ダンスは、マンションにもなんとなくなじまない気がしますし。。。」

そうですよね、こういうお悩みをお持ちの方、結構多いのではないでしょうか。

私もマンション暮らしなので、わかります!

母は桐ダンスを持っていますが、私も桐ダンスを置くかと言われると、、、昔ながらの桐ダンスは家のテイストとも合わないし、オシャレな桐ダンスもあるけれども、まだキモノの枚数もそこまで多いわけでもないし、なんとなく購入までは踏み切れない。。。

迷いますよね。。。

私も色々調べました。問屋さんに聞いたり、先輩方の収納方法を聞いたり、いろいろな方のBLOGを拝見したり。

そしてたどり着いたのは、最近は、こちらの「キモノの休息。収納法」です。

とってもオススメ!

なにより、最初にかかる費用も少ないのでハードルも低く、手間もかからず、ライフスタイルの変化やキモノの枚数の変化などへの対応力が高いのです。


キモノ愛好家の方でたくさんキモノをお持ちの方には昔ながらの憧れの桐ダンスをオススメする場合もあります。でも、今回はあまりキモノの枚数を持っていない方やマンション暮らしの方、気軽にキモノの収納・保管をしたい方向けに「キモノの休息。収納法」をご紹介しています。



キモノの収納って、ハードルが高そうと思われがちですが、収納は進化しています。これを読めばキモノがぐっと身近になってくれると思います。

面倒な方は、3だけをお読みいただくだけでも大丈夫!
キモノを所有することも怖がらずに、ぜひキモノを所有する楽しみ、喜びも味わっていただける方が増えると嬉しく思います。

 

 <今回の目次>

    ①キモノの収納の基本的な考え方

      ・次回すぐに着られる状態に

      ・できるだけお金と手間をかけない

    ②絹の特性と従来の保管方法

      「キモノの休息。」の使い方

        |①キモノの収納の基本的な考え方

        「キモノの休息。」をご紹介する前に、私が考えるキモノ収納のポイントをご紹介したいと思います。ポイントは、こちらの2つ。

        • 次にキモノを着る際にすぐに使えるような状態にしておくこと

        数年に1度しかキモノを着ないという方も多い現代において、「いざ、キモノを着よう!」と思ったのに、「〇〇がない」「〇〇にシミがある」ということで、キモノが着られなかったなんて、残念すぎます。

         

        • 手間もお金もできるだけかけずに済ませること

        そして、「いざキモノを着よう!」と思ったら、しみ抜きやクリーニングのコストや手間が発生してしまうことも、避けたいです。加えて、お手入れにお金がかかるからキモノを着るのはやめようなんて、考えていただきたくもありません。




        そのためには、キモノの特性を理解し、正しく収納することが大切です。それが、手間もお金もかけない保管につながります。キモノも喜ぶ、自分も嬉しい、そんな保管状態にすることが目標です。

        「キモノの休息。」を使うと、2点をしっかり押さえた保管ができますので、私は、長らく、キモノの休息。推しです!

        キモノの収納を考えるにあたっては、ぜひ頭に入れておいてくださいね。


        |②絹の特性と従来の保管方法

        そんな理想のキモノの保管を考えるにあたって、キモノの主な素材である絹(シルク)について、少しお伝えしたいと思います。


        • 絹の特性

         

        絹は肌触りも良く、その光沢の美しさなどから人を魅了する素材として愛されてきました。しかし、取扱いには注意が必要で、長期に保管するにあたっては以下の4つの点に注意が必要です。


        ・湿気によって変色する
        ・シワになりやすい
        ・紫外線により変色し、強度が落ちる
        ・虫に食べられる


        特に、湿気は天敵なのです。

         

        • 従来の保管方法

        そのため、キモノの保管においては、昔から通気・調湿機能の高い桐ダンスが重宝されてきました。

        それに加えて、年に2回は「虫干し」が推奨されています。

        「虫干し」とは、キモノに風を通すことです。季節の変わり目、衣替えの季節に、キモノをタンスやたとう紙から出して、ハンバーにかけて陰干しすることで湿気やカビ、虫の被害を防いでいきます。

        キモノにとっては、風通しをしてあげることはとても良いことですが、「なかなかそんなことをしている時間の余裕はないわ」という方が現代においてはかなり多いのではないかと思います。(ズボラな私は、とても苦手としています。。。)

        でも、「キモノの休息。」を使えば、高級な桐ダンスを持っていなくても、虫干しの手間をかけなくても、こうした4つのキモノの弱点をカバーした保管が可能になります!

         

        |③「キモノの休息。」の使い方

        キモノの休息。を、ここまで強く推す理由は、使い方も簡単だからです。

        キモノをたとう紙ごと入れて、付属でついている備長炭配合の「除湿シート」も一緒に入れて、ジッパーを閉める、ただ、それだけ。



        ジッパーを閉めれば、湿気も虫も入ってくることはありません。

        たとう紙ごと入れられるので、シワの心配も軽減されます。

        保管場所も、紫外線のあたらないところを選べばよく、洋服のクローゼットやベッド下の収納などにしまっても問題なし!


        なんて優秀!!!

        キモノの休息。、大好きです♡


        一緒に入れている除湿シートには、「再生シグナル」という湿気を吸うとマークの色が変わる目印がついています。もし、「要再生マーク」という赤色になったときには、その除湿シートだけを取り出し、乾燥させ、また一緒に収納してください。

        除湿シートは乾燥させれば何度でも使える優れモノです。



        さらに、私が目指している、理想の収納、

        ・次にキモノを着るときに、慌てずに、すぐに使えるような状態にしておくこと
        ・手間もお金もできるだけかけずに済ませること


        この2つもクリアしてくれるのです。


        「キモノの休息。」1袋には、キモノ3枚分が入るサイズとなっています。、「着物」「帯」「長襦袢」をセットにして収納すれば、次回の着用のときにも困りません。

        あまりキモノをお持ちでない方は、シワに気を付けて、帯締め・帯揚げもしまってしまえば、次回着用するときにも困りません。

        そして、キモノが喜ぶ環境で保管してあげらられるうえに、お値段も・・・本格的な和箪笥・桐ダンスとはケタが2ケタくらい違ってきます♡

        初めて使うにしても、その価格の手頃さが、また魅力ですよね。

        所有するキモノの枚数が増えたら、その分、「キモノの休息。」も増やせば良いわけです。

        最近は、高級記事の洋服の収納にも活用したりもしています。何かと使い勝手のいい「キモノの休息。」ぜひ一度、お使いになってみませんか♪

         

         

        また、気になる汗対策!

        キモノを着る前と後にどんなお手入れをするとよいのかは、こちら↓でご紹介しています♪どうぞご覧ください。

        汗汚れ対策!着る前と着た後に|キモノお悩み相談室

        キモノの休息。に保管をしていたとしても、たまには「たとう紙」も好感してくださいね!たとう紙についてはこちらもご覧ください。

        たとう紙の選び方と交換時期|キモノの収納保管の要です

        キモノだけでなく、そういえば草履のお手入れってどうしたらいいのかな?そんなお悩みはこちら↓をご覧くださいませ。

        草履のお手入れ&収納方法|草履のお手入れや収納ってどうしたらいいの?

         

        上手にお手入れをしていただいて、楽しく、ステキに、キモノ生活を楽しまれてくださいね!応援しています!

                                                            

         

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