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汗汚れ対策!着る前と着た後に|キモノお悩み相談室

投稿者 : あまのやオンライン担当 on

”キモノを通じて人生に彩りと豊かさを”をテーマに、「楽(ラク)に」「楽しく」キモノを楽しめる情報をお届けする、あまのやWEB編集部スタッフ あまのです。

先日、お客様からこんなご相談をいただきました。



「先日、着物を着たのですが、かなり汗をかいてしまって・・・。素材が正絹(しょうけん=シルク)なので、早めにお手入れに出した方が良いのですよね!?どんなお手入れをすればよいのでしょうか?」


ちゃんと素材とお手入れのことを理解されているお客様で、早めにご相談いただき、こちらはホッといたしました。

ご理解いただいている通り、汗をかいたときは早めのお手入れがオススメです。それが、お気に入りのキモノを長く愛用していただくためのコツとなります!


今回は、正絹(しょうけん・シルク)の着物を着たときの汗汚れにまつわるお話です。

  • 目に見えないからこそ、要注意の汗汚れ
  • 汗が着物についてしまったときの対策
  • 汗を着物につけないための対策

 

●目に見えないからこそ、要注意の汗汚れ

 キモノを脱いだとき、「あぁ、汗、たくさんかいちゃったな」と思うこと、よくありませんか?私は春~秋にかけては、キモノを着るたびにいつも思っている気がします(汗)


あまり汗をかいた自覚はないのに、キモノにやたらとシワがついていたりするときも、実は汗をかいている可能性が高かったりします。着付けの問題もありますが、シワが多くできるのは、汗をかいたときの特徴だったりするんですよね。

汗は"最初は自分の目で直接確認できない汚れ”である、というのが意外とポイント。

気が付かないままそのまま放置してしまい、時間が経って、変色したり、大きなシミになってから気づく・・・ということも、意外とあるものなのです。


汗は、99%の水分と1%の尿素・塩分などでできています。
キモノに汗が付着すると、汗の成分が空気中の湿気をひきつけるため、意外と大きなシミになってしまいます。特に、脇や背中などの部分。また、変色もしやすいため、目には見えない汚れですが、注意が必要となります。

●汗が着物についてしまったときの対策

 では、汗が着物についてしまったと思ったとき、どのようなお手入れをすれば良いのでしょうか?


基本的には「汗抜き」の処理をご提案しています。

皮脂や軽いファンデーションなどの油性汚れを落としてくれる「丸洗い」と合わせて、「汗抜き」も行う「汗抜き丸洗い」がオススメです。

「汗抜き丸洗い」詳しくはコチラ

キモノだけでなく、肌に近い襦袢(じゅばん)も、汗抜きのお手入れをオススメしています。

私もずいぶんとたくさんの襦袢を黄色く変色させてしまいました・・・。

まだシミになっていなくても、汗をかいたな、と思うときや、キモノを着たあと、数時間ハンガー二吊るしてもなかなかシワがとれないときは、汗がキモノに付着している可能性が高いので、「汗抜き」処理を早めにされることをオススメします。


ちなみに"すでに汗ジミが出来てしまっている”というときには、「シミ抜き」や「地色補整」といった処置もありますので、キモノ専門店に相談されるのが良いかと思います。

●汗を着物につけないための対策

 ただ、毎回着るたびに「汗抜き」処理をするというのは、キモノにも、懐にもダメージは大きいもの。。。


キモノをよく着る人たちは、キモノに汗をつけない対策をよく講じています。

ポイントは、こちら。

①汗とり襦袢や補整タオルなど汗取りをする下着を身につける
②麻やヘチマなど、涼しい素材のキモノや襦袢、小物を利用する

①については、「暑いから下着を厚くする」ということです。現代人にとっては、違和感があるかもしれませんが、キモノを良く着るひとたちの中では意外と良く知られ、受け継がれてきているポイントです。

足の部分も、素肌でいるより、ステテコを1枚履いたほうが、肌触りも良いし、快適という方も多いのです。

正直、下着をつけることが暑くない・・・と言ったらウソになるかもしれません(笑)
でも、キモノは、袖や脇、また衿があくので、風が通り、意外と涼しく過ごせるのも、不思議と事実なのです。

また、できるだけキモノや襦袢も涼しい素材、小物もメッシュ素材の帯板やヘチマ素材の帯枕など、暑さを緩和してくれるものを使うことで、体感がずいぶん変わります。

ほかにも、日傘や扇子などの小物も活用して、自分も涼しく、人様の目にも涼やか・・・♪という上級者のキモノの嗜みも、ステキですよね。保冷剤、冷却シートなどを使って、皆さんキモノ姿を涼やかにされている方もいるとも聞きます。

汗をできるだけかかない工夫、汗をかいてもキモノにつけない工夫、色々試して、楽しんでみてください♪



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