”キモノを通じて人生に彩りと豊かさを”をテーマに、「楽(ラク)に」「楽しく」キモノを楽しめる情報をお届けする、あまのやWEB編集部 天野です。
キモノを着た後の帯締めの収納って、皆さん、どうされていますか?
帯締めの収納ってあんまり考えたことがない!?そんな方も多いですよね。なんとなく、ワンシーズンしまっておいて、いざ着ようと思ったら、房がボサボサ.......。そんな経験をお持ちの方もいるかもしれません。(・・・私、よくあります。)
帯締めの房は、帯の脇だから目立たないかも!・・・と淡い期待を込めて、そのまま身につけていると、意外と人の目線を感じたり……。(残念!)
それ以来、使いたいときに、サッと使えるように、丁寧だけどカンタンな収納方法というものを探してきました。大きくは「結ぶ」「巻く」「便利アイテムを使う」という3つの方法です。皆さんはどんな始末がお好みですか?
次にキモノを着るときは、キレイな房で着られますように(苦笑)
今日の目次はコチラです!
<今回の目次>
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どうぞお楽しみ下さい。
|1.お金をかけたくない方にオススメ|結ぶ
房が広がらないよう、結び目で房を守る結び方です。
①両方の房を揃えて半分に折る
②1/3くらいのところで折り返す
③輪を作りながら帯締めを束ねるように巻きつける
④先を輪の中に下から通し、しっかり引っ張る
⑤房が結び目の中に入るように整える
⑥束ねて収納します
|2.できるだけ安くカンタンに済ませたい方に|巻く
房に何かを「巻きつけて整える」という方法もあります。
何を巻くかはお好みにもよりますが、基本は「紙・和紙」。和紙が手元にないという方は「付箋」や「小さな折り紙」などは便利です。代替品として「ガーゼ・包帯」「コードまとめ(100均アイテム)」など、工夫次第で色々使えるものはあります。
「紙」の場合、房をクルっと紙で巻いてテープやのりなどでとめます。湿気の吸収という観点からできるだけ和紙がオススメです。「付箋」も「のり」があらかじめついているので、カンタンに留められるので簡単です。私の茶道の先輩は、「懐紙を4等分に切って巻く」ということをしているそうです。まとめて懐紙を切っておき、マスキングテープと一緒に、収納箱のそばに置いておくと便利だそうですよ。
マスキングテープでとめるとこんな感じにまとまります。
「紙」以外の場合のオススメは、「包帯」が目からウロコ。
特に自着性伸縮包帯。包帯同士がくっつく仕様で、ほかのものはくっつきませんし、テープも要らないので楽です。また巻きなおすこともできます。
自分の好みでお好きな収納方法で良いかと思います。
ただ、「輪ゴム」を使った収納には要注意。
どのご家庭にもありますし、大変便利なものですが、輪ゴムは溶けやすく、劣化します。金銀糸や箔を使ったものは、硫黄分を含んだゴム製品にふれると変色することもありますので、使用しないことをオススメします。
ほかにも、100均などに置いてある「コードまとめ」や小さな「折り紙」なども使えます。
ぜひご自身のコスパのよい房巻きアイテムがあれば、探してみて下さい!
|3.簡単にキレイに保管したい方に|便利アイテム
もちろん、簡単にキレイに保管したいという方には、便利グッズもいろいろありますよ。
ロングセラー商品の「帯締め房カバー」。
プラスチックでできたカバーを房にまきつけるだけなので、手っ取り早くキレイに簡単に保管することができます。
いかがでしたか?
お好きな方法で、帯締めの房のボサボサ防止をしてみてくださいね!
皆さんのキモノ生活が、より楽しく、彩り豊かなものになることを、あまのやは応援しています!
▶ 『簡単!帯締め収納②|整理方法と湿気対策』の記事もどうぞあわせてご覧ください。
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