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きものハンガーの選び方|きものハンガーを使う理由とその種類

投稿者 : あまのやオンライン担当 on

”キモノを通じて人生に彩りと豊かさを”をテーマに、「楽(ラク)に」「楽しく」キモノを楽しむ情報をお届けする、あまのやWEB編集部 天野です。


先日、着方教室に通い始めたお客様から、こんな質問をいただきました。

「きものハンガーって、使わないといけないんですか?洋服用のハンガーでもかけられないことはないなーと思って。」

そうですよね、洋服用のハンガーにきものもかけられるんです。実は、私も洋服用の太めのハンガーを使ったりすることもあります。

でも、やっぱり使っていると、きもの専用のハンガーを使用するほうがいいなと思うことがあるので、今回はきもの専用のハンガーを使う理由とタイミング、そしてきものハンガーの選び方を中心にご紹介しますね!

 <目次>

1. きものハンガーとは?洋服用ではだめなの?
2. いつきものハンガーを使うといいの?
3. きものハンガーの種類とサイズ|ハンガーの選び方
4. さいごに

 

 

|1. きものハンガーとは?洋服用ではだめなの? 

きものハンガーはその名の通り、きものをかける(吊るす)ための専用アイテムです。洋服用のハンガーを利用してきものをかけることは物理的にできなくはありません。

ただ、大切なきものを長く着続けるためには、以下のような理由から、きものハンガーを使われることをオススメしています。

 

○洋服用のハンガーを使うことで、変なシワができてしまうことがある

きものと洋服では、仕立てのラインが異なります。

特に衿や肩のラインは大きく異なるため、洋服用ハンガーにきものをかけると、肩のラインが斜めになってしまい、肩がポッコリと盛り上がってしまいます。それにより、衽線(おくみせん)や背中、袖にしわが寄ってしまったりすることもあります。

きものハンガーでは、肩部分をきもの本来のきれいなラインに支えられるような工夫がなされているので、安心してかけることができますね。

○洋服よりも袖が長く重さもあるので、形が崩れてしまうことも

きものは袖が長く、洋服よりも袖部分の重みがあります。洋服のハンガーにきものをかけると袖の重さを肩山部分だけで支えることになることから、縫い目をかくしてくれる“きせ”の部分が引っ張られて、縫い目が目立ってしまったりすることもあります。

きものハンガーは肩山からしっかりと袖先まで伸ばしてかけられる仕様になっているのは、そのためなのですね!

シワや型崩れを防ぐことで、大切なきものを長く愛用することができますので、ぜひきものハンガーを使ってみてください。

|2. いつきものハンガーを使うといいの?

 きものをかけるときはいつでも使ってもらうと良いと思います。特に、こんなタイミングで使うと、便利ですし、きものも喜びますよ!

 

きものを着る前

畳んでいたきものを着る前日に、きものの状態確認も含めて、きものをタンスなどから取り出し、吊るしておくのにオススメです!

どうしてもタンスなどに入れておくと「折じわ」ができてしまいますが、吊るしておくことで目立ちにくくなってくれます。

 

きものを着た後

きものを着た後にも、1日~2日程度吊るしておいてあげることをオススメしています。知らず知らずのうちにかいてしまった汗も乾きますので、シミになりにくくなります。

 

ほかにも、半年に一度くらい、タンスから出して虫干しをしてあげることもオススメです。また、最近はご自身で洗えるきものなども多くでていますので、ご自身で洗ったときも便利ですよね。きものハンガーをどんどん使って、きものも喜ばせてあげてくださいね!

ただ、直射日光には要注意です!かえって生地がヤケてしまったり、傷めてしまったりもしますので、日陰に干してあげてくださいね。

|3.きものハンガーの種類とサイズ|ハンガーの選び方

ひとことで「きものハンガー」と言っても、いろいろな種類とサイズがあります。

ここでは形・素材・収納形態、そしてサイズについて、それぞれの種類をご紹介します。ご自身の用途に応じて、選択してみて下さいね!

 

<形の種類>

○シンプル イズ ベスト!一本タイプ

きものをかける一本の棒でできたハンガーです。シンプルですが、根強い人気のある形です。

○帯も一緒にかけることができる帯掛付きタイプ

きものをかける棒に加えて、小物や帯もかけることができる短い棒も一緒についたタイプです。

○折り畳みタイプ

洋服のクローゼットの中にもおさまるように、このように袖を折り曲げたり、裾をかけてもちあげたりすることができるような機能をもったタイプです。

<素材の種類>

○プラスチックタイプ

現在、きものハンガーで出回っている多くのタイプです。ただ、一言でプラスチックと言っても、丈夫でいろいろとまとめてかけても大丈夫なポリカーボネートタイプのものや、軽くて安いけれどもあまり重さに耐えられないアクリルタイプなど種類があります。軽い素材のものは持ち歩きなどにも便利ですので、購入する際にはよく検討してみてくださいね!

○竹や木のタイプ

自然素材で見た目がオシャレなハンガーです。家での収納にあたり、ハンガーもオシャレなものを使いたい方にはオススメのタイプです。

 

 <収納するときの形の種類>

○伸び縮みタイプ

袖の長さ分を収縮させて調整することができます。子供用きもの、大人用きものなど用途に応じて伸縮することができます。使わないときには短く収納することも可能です。

 ○折り畳みタイプ

伸び縮みタイプよりもさらにコンパクトに折りたためることができるのが特徴です。できるだけ小さく収納したい方、旅行に持っていきたい方にオススメのタイプです。

<サイズの種類>

○通常サイズ(125cm程度)

一般的なきものハンガーのサイズです。平均的な身長の女性用として、昔から使われているサイズです。

○長尺タイプ(140㎝程度)

きものハンガー自体が長くなっていますので、身長が165cm以上の女性の方や男性用のきものをかけるときにオススメのサイズです。

 

<その他>

○えりのシワ防止アイテム

きものハンガーでも衿のシワが出来てしまう、、、そんなお悩みをお持ちの方には、こうした衿のシワ防止アイテムなどもありますよ。意外とそうしたお悩みをお持ちの方も多いので、困った際にはこんなものもご利用ください。

4.さいごに

 ご自身にとって、一番よさそうなきものハンガーは見つかりましたか?

きものは、洋服のように着るたびに毎回洗う衣服ではありませんでした。そのため、干すことで、大切なきもちを長く使えるように整えてきたのですね。ぜひ、きものハンガーを使って、大切なきものを愛用してもらえると嬉しいです。

 

きものライフをより便利に、楽しく、していきましょう♪ 皆さんのきもの生活が、より楽しく、彩り豊かなものになることを、あまのやは応援しています!

 

▶ 『着物を自分で洗うときの手順とコツ①|洗濯前の事前確認と洗濯ネットの使い方』もどうぞあわせてご覧ください。

▶ そのほか帯締め帯揚げの収納方法やきものの収納方法などのブログもこちらにご紹介しています。ぜひご覧ください。

 

 

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