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着物を自分で洗うときの手順とコツ①|洗濯前の事前確認と洗濯ネットの使い方

投稿者 : あまのやオンライン担当 on

”きものを通じて人生に彩りと豊かさを”をテーマに、「楽(ラク)に」「楽しく」きものを楽しむ情報をお届けする、あまのやWEB編集部 天野です。


暑い日が続きますね!

こんな夏の暑い日の着物の装い。涼を感じる装いだと、とてもステキですよね。少々暑いなと思うこともあるのですが、袖口や首のあたりから涼しい風を感じると、なんだか洋服よりも涼しい気分になったりすることもあり、ついつい楽しんで着てしまいます♪

そして、脱いだ時、「あー、この着物、洗濯してサッパリとさせて次回も着たい!」と思うんです。皆さん、そんなことないですか!?

そこでやってみました!

着物の自分でのお洗濯。

夏に着ることが多い、綿や麻の着物は自分で洗うこともできるとも言われます。

トラブルもあるとは言うけれど、毎回、専門のお手入れに出すのも金銭的にも大変だし、やっぱりさっぱり着たいよね!ということで、挑戦してみました。

個人的には、洗濯は準備をすれば意外とカンタン!意外と大変だったのは、シワなく干したり乾かしたり、シワができてしまったらアイロンをかけることでした。(アイロンかけは日頃からあまり好きではないということもあります・・・)

それぞれの工程にコツやポイントがありますので、そんなことも踏まえてご紹介していきます。自分で洗えるとは聞くけれど、どうやって洗えばいいの?本当に洗えるの?そんなギモンをお持ちの方にはぜひ読んでいただけると嬉しいです。それではどうぞお楽しみ下さい♪
 
 
 <今日の目次>
1. はじめに ~注意事項~
2. 準備するもの
3. 洗濯前の確認事項
4. 洗濯ネットの使い方

 

|1. はじめに~注意事項~

ご自分で着物を洗濯されたいというお気持ちをお持ちの方にまずお伝えしたいことは、「ご自身で洗うものは、万が一、何かしらのトラブルが起きても大丈夫と思える着物」にされること。

昨今、着物の自分のお手入れ情報が増えています。

そのため、ご自身で洗濯をされる方も多くなってきているようですが、その一方で洗濯トラブルが増えているのも事実です。

あまのやのお手入れ相談会にも「自分で洗ってみたのですが、色が落ちてしまって・・・」「縮んでしまって・・・」とお持ち込みいただくこともよくあります。

絹の着物や刺繍・ビーズなどの特殊加工が施されたもの、またご自身の大切な着物などは専門家に相談されてからにしてみてくださいね!

一般的に「洗えるきもの」と呼ばれる綿や麻、ポリエステルの着物は、お手入れもしやすく、ご自分で洗濯をしてもトラブルが比較的少ないと言われています。

しかし、綿や麻でも藍染めのものは色落ちがあったり、小千谷縮などでは毛羽立ちが生じたり、手縫いのものだと型崩れがあったりということもあります。洗わなければ良かった、という結果にならないよう、ご自身でしっかりと選択されることをオススメします。

頻度高く着物をお召しになる方たちにとっては、自分できものを洗えるようになることでもっときものの楽しみが増えるようにもなると思います♪お洗濯に挑戦していただくのもよいかなと思いますので、まずは洗うものをご自身でしっかりと選択してくださいね!

 

|2. 準備するもの

洗濯を始めるにあたって、準備するものをご紹介します。

 

・着物

万が一、何かしらのトラブルが起きても大丈夫と思える着物にしてください。綿や麻、綿麻の着物がオススメです。

 

・洗濯ネット

今回はこちらの「ゆかた・きもの専用 洗濯ネット」を使用しました。
衿に挟むネットがついており、衿元の汚れもしっかり落としてくれる優れモノです。

 

・洗剤

今回は普段から使用している液体の石鹸洗剤を使用しました。素材によって判断いただくことになるかと思いますが、漂白剤の入っていないオシャレ着用洗剤などを使うのも良いと思います。お好みに応じて、柔軟剤もご用意ください。

 

・洗濯のり

こちらはお好みで用意してもいいかもしれません。(私は個人的には使っていません)平織の綿や綿麻は、“すすぎ”のときにのりをするとパリッとすると言われています。現在はスプレータイプののりもあるそうです。

 

・きものハンガー

きものを干すときにあると便利です。「きものハンガー」を利用することで、袖もしっかりとのばして干すことができますのでオススメです。

 

・バスタオル

乾かすときにあると便利です。きものを挟みますので大き目のものをご用意ください。使わなくても大丈夫です。

 

・“たらい”のようなもの

洗濯機を使われる方は不要です。ご自身で手洗いをしたいという場合には、大き目の“たらい”のようなものをご用意ください。お風呂を使うことも可能です。

 

・白いタオルと霧吹き

事前に色落ち確認をしたいという方はご用意ください。色落ち確認をしない場合は不要です。

 

 

|3. 洗濯前の確認事項

・素材の確認

「はじめに」のところでもお伝えしましたが、今回洗おうとしている着物の素材を確認してください。

中には洗濯表示がついている着物もあるかと思いますので、ついている場合にはそちらに従うのが良いかと思います。

 

・汚れの確認

きものを広げ、全体を確認し、汚れがどこについているかを確認しましょう。ひどく汚れがついている場合は、その場所を覚えておき、重点的に洗うとよいですね!

 

・色落ち確認

大丈夫だと思うけど、いざ洗うとなると少し心配。

そんな方は、洗濯前に色落ち確認をしておくと安心です。

白いタオルの上に着物を置き、霧吹きで水をかけます。タオルで挟み、軽く手でたたきます。これでタオルに染料が落ちるようでしたら、ご自身での洗濯はされずに着物専門店などに相談したほうがよいかと思います。

 

 

|4. 洗濯ネットの使い方

手洗いをするにせよ、洗濯機を使うにせよ、自分で着物を洗う時には「ゆかた・きもの専用洗濯ネット」という便利な商品があります。こちらを使うと型崩れしにくく便利だと思います。

こちらへのしまい方の手順をご紹介します!



①きものを「本だたみ」にします。着物を洗う時は、脱いだままの状態で洗わずに、きちんと折り目・布目を整えてから洗うようにします。


②ネットを開き、本だたみにしたきものを上に置きます。

 

 

③衿の部分を開き、ネット付属の「衿まくら」を挟みます。これにより、水や洗剤を着物の中にまで染み込ませやすくします。

 

 

④衿を戻し、ネットを上からもかぶせます。

 

 

⑤ネットの袋部分の大きさに合わせて折りたたんでいきます。

 

 

⑥ネットの中にしっかりと着物をしまい込み、ファスナーを閉じます。これで洗濯の準備ができました。

 

 

これで準備はバッチリですね!

ここまで出来たら、次は洗濯です。

洗濯については、こちらの記事でご紹介します。

▶ 『着物を自分で洗うときの手順とコツ②|洗濯と干し方

 

また、今回ご紹介したこちらの洗濯ネット、1枚持っておくととても便利ですよ!

▶ 『ゆかた・きもの専用洗濯ネット

 

皆さんのキモノ生活が、より楽しく、彩り豊かなものになることを、あまのやは応援しています!

 

 

 

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