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冬の着物は結城紬がオススメ♪産地の呉服屋が伝える結城紬の魅力!

投稿者 : あまのやオンライン担当 on

”キモノを通じて人生に彩りと豊かさを”をテーマに、「楽(ラク)に」「楽しく」キモノを楽しめる情報をお届けする、あまのやWEB編集部 あまのです。

 

あまのやでは、社長や女将さんが紬好きということもあり、全国各地の紬を扱っています。

 

その中でも、ふんわりと暖かく、着る人の心も身体もなんだかほっこりさせてくれるのが「結城紬」です。その魅力は日本三大紬としても知らていますので、その風合いの良さや温かさなどをご存知の方も多いことと思います。

 あまのやは、結城紬の産地にあり、私たちもオリジナルの結城紬を制作・販売していることもあり、とても深く関わりを持っています。

 

先日、自称・きもの初心者というお客様が、店頭で結城紬に初めて触れられて、驚いていらっしゃいました。

「結城紬って、こんなにゴワゴワしてるんですか?もっと柔らかな織物だと思っていました!なんで皆さん、結城紬って風合いがいいと言われるんですか?」

そうなんです!良いところに気づいてくださいました。

反物のときにはまだ糊がついた状態なので、ゴワゴワしているんです。それを何度も何度も着ていただくことで、本当に着心地の良い着物にしていくのですね。

そのお客様に女将さんの着こんだ結城紬に触れてもらったら、その反物との風合いの違いにとても驚かれていました。そして、別のお客様も「結城紬って、こんなにやわらかくなるものなのね。」と。

今回は改めて、そんな結城紬の歴史や作り方、そしてその魅力を紐解いてみたいと思います!

 

  • 結城紬の歴史

  • 結城紬ができるまで

  • 結城紬の魅力 
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    |結城紬の歴史

      結城紬の原型である“あしぎぬ”という織物が作られ始めたとされているのが、今から約2000年前。起源前もの昔から愛され、日本最古の技法を現在も守り続けながら育まれてきた織物です。

       その産地は、茨城県結城市や栃木県小山市など、関東平野を流れる鬼怒川の周辺およそ20キロの養蚕が盛んだった地域。私たち“あまのや”も、まさにその産地の中にありますので、大変愛着のある織物です。

      自然の恵みをいただき、着心地の良いきものづくりを究め続けたその技術は、1956年には「糸つむぎ・絣くくり・地機織り」の3工程が国の重要文化財に指定、2010年にはユネスコ無形文化遺産に登録され、世界の中でも守るべき人類の遺産と認められました。

        

       

      |結城紬ができるまで

      紬の中でも日本三大紬のひとつと称され、着物好きの人たちに愛されるその理由の一つは、その風合い。

      その風合いがどこからきているかというと、その40にも及ぶ紬づくりの工程です。

      糸を作り、絣をくくり、染めて、機で織り、湯通しをするという大きな流れの中にある、多くの工程がいろいろな職人たちの手作業によって作り上げられていきます。

      工程はいくつもありますが、ここでは特筆すべき4つの工程について簡単にご紹介します。

       

      ・糸つむぎ

      真綿から糸を取ることを糸つむぎ、または糸取りと言います。

      たいていの織物は繭から糸をひく時に、撚りをかけます。“撚りをかける”とは“ねじる”こと。その方が強度や柔軟性が増すからです。

      しかし、結城紬は撚りをかけません。そのため、糸にしっかりと空気が含まれたふんわりとした状態を保ったまま、手で長く長く糸を紡いでいきます。

      一反の織物に必要な糸づくりには、140日~160日もの日数を要すると言われています。

       

       

      ・絣くくり

      結城紬のかすり模様をつくるために、紐に墨で色をつけた部分を綿糸でくくり、色がつかないようにしていく作業です。

      墨をつけた場所を正確にしばることや絣の大きさに差がでないよう一人の職人が一定の力でくくり続ける必要があり、経験と根気が必要とされます。

       

       

      ・たたき染め

       くくり終わった絣糸を叩きながら染色する結城紬独特の染織技法です。

      糸に染料液が行きわたったら、軽く絞り棒の先に絣糸を縛り付け、御影石などにたたきつけることで、染料をムラなく浸透させていきます。

      絣をくくった人の縛り具合に応じてたたく回数を調整するなど、こまめな調整が必要となります。

       

      ・機織り

      日本で最も原始的な織機と言われる地機で織られるの“地機織り”や“高機織り”があります。

      地機織りは身体全体を使いながら、緯糸を杼(ひ・シャトル)で打込んで織っていきます。経糸が固定されていないため、織る人自身が腰を使って張力を調整し、大きな杼で強く打ち込んでいく必要があります。

      高機では緯糸を杼ではなく筬(おさ)で打込んで織っていきます。職人の手による手織りですが、地機織りとは緯糸を打ち込む仕組みが違います。

      どちらも大変手間がかかりますが、職人さん自身と機とが一体となって織られた紬には独特の味が加わり、結城紬の愛される風合いが生み出されます。

       

      |結城紬の魅力

        こうした何人もの職人さんたちの手によって、大切につくりあげられた結城紬。

        着物好きの皆さんにとっては、いつかは手にしてみたい憧れの一着とお考えの方もたくさんいらっしゃることと思います。 

        ただ、お店で手にしてみたら、なんだかゴワゴワ。

        冒頭でお伝えしたようなお客様の感想はとても正直なものだと思います。

        お店に置かれている反物がゴワゴワするのは、まだ糊がついているから。

        結城紬の糸は、撚りをかけておらず、空気を含んだ糸が絡みやすいために糸のときに糊をつけた状態で織り上げられているからなのです。

        仕立てるときには糊を抜く“湯通し”という作業を行い、また何度も着て、洗い張りなどを繰り返していくことで、どんどんと柔らかく、身体に優しくなじむ着物へと育っていきます。

        その“着心地を育てる”工程は、着る人が愛情をもって営む工程。結城紬は「親子3代で着られる」と言われる丈夫さですから、代を重ねて着物を育てられたら、、、着物好きの人にとっては、いとおしい時間になること、間違いありません。

         

        そして、もちろん、コーディネートやお出かけのの楽しみも。

         

        結城紬は空気を含んでくれるのでとても温かく、寒いこの時期にはとてもオススメ。

        歌舞伎や観劇、コンサートやオシャレを楽しみたいランチなど、着ていく場所はいろいろあります。

        最高級の本場結城紬や定番の亀甲柄はもちろんですが、

         

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        こうした織りの結城紬を染めてオシャレに仕上げたようなモダンな色柄の結城紬もあります。着物通の方にも、ステキねと一目おかれるようなオシャレさです。

         

         

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        また、スワトウ刺しゅうの遊び心たっぷりのシャレた結城紬もあります。

         

         

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        日本の紬の最高峰と言われる結城紬。

        紬をゆっくりと育てていく愉しみを味わってみませんか♪

        私も、先日、ずっと欲しいと思っていた結城紬を購入しました。

        そちらので今度お出かけもしたいと思っていますし、どんな風合いに育っていくのか、今からとっても楽しみです。

        あまのやでは、ご要望に応じて産地での湯通しなども承っています。より結城紬の魅力を感じることができるようになると、愛好家の方からリクエストをいただくこともあります。

        ご一緒に、そんな育てる楽しみも味わってみませんか♪

         

        ▶季節に応じた装いを、二十四節気の季節感でお届けする“二十四節気コーディネート”をお楽しみください。

         

                                                        

          

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